*徒然なるままに#

 


「冷やかな朝に」#06

”趣味”と ”仕事” の境界線が無く、混在してしまっていることを是とし、
”公私混同” を突っ通して、
前のめりに倒れることを由とし、
立ち止まることを恐れず、
振り返る余裕も無く、
ただ時が過ぎていくことに腑甲斐なさを抱き、
 
目の前にある事象に対して、
ただ全力でやれることを、
ただ心から楽しむことを、
体が喜びを感じていることを、
 
一時、一瞬の ”何か” を感じながら
何気なく一日を”生きていく”という
 
たったそれだけのことに対して、
全うする。
 
そうあれる日常に”感謝”の心を
その ”感謝” の心に対して
己の命が、心が、
”やれること” に対して
”覚悟” を持つことができるのか。
 
その心は、今日の日の澄み渡った心地よい空気のようで
冷やかな今日の朝は、
朝日と共に活動を担うことのできる体に喜びを感じ、
 
ただ
そこにあるのは、
今日この一日をじっくりと
丁寧に
 
そして
心が感じるがままに
生き抜くこと。
 
生まれてから死ぬまでの時間を
生き抜くということ。
 
少しの緊張感と
その心にある張りを感じながら、
 
いま目の前にあることに対して、
集中して取り組むということ。
 
弱さや怖さ、欺瞞心も含めて、じぶん。
心が感じるままに
素直に生きていくことに対する覚悟。
 
探し求めていた ”何か” は、
たったそれだけのことなのかもしれない。